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テカテカ

こんちわッす!昆虫担当の佐藤です。

本当に暑い日が続いていますが、暑さ対策は大丈夫でしょうか?採集に行く人に聞くと、今年は国内のカブクワの発生も早いそうです。小学校ではプール開きも行われ、夏休みが近い子供達はお父さんに頼んで、早い時期に採集に連れて行ってもらわないと、夏の終わりには採りづらくなってしまいますよ。

さて、今日はアフリカの黒いダイヤ、タランドスオオツヤクワガタを紹介します。ツヤクワガタという名前が付いていますが、東南アジアのツヤクワガタとは形態が大きく異なるだけでなく、その生態も全く異なります。漆塗りにたとえられる輝くツヤ、湾曲した力強い大アゴ...。この魅力にとりこになる方も多く、ブリード技術もほぼ確立されました。威嚇時に体をバイブレーションさせる面白い行動も見せてくれます。
アフリカの中部~西部に生息し、大アゴがやや細くなるレギウスがカメルーンの西部から知られています。このレギウスとタランドスの関係ははっきりした境界線が引かれておらず、亜種として扱われる場合もあれば、形態が異なる地域変異の1タイプだと言われる場合もあります。レギウスからはきちんとレギウスが生まれてくることから亜種ぐらいの差は...とも思います。どちらにせよ分類で両種の魅力が変わるわけではなく、見た目の好みが一番大事ではないかと思います。

飼育は簡単。
成虫の飼育は容易で、新成虫からの飼育であれば1年程度生きる長寿な種です。ただ非常に大食漢なのでエサは切らさないように注意してください。大アゴの挟む力が強く、ヒラタ系と同様に手に傷を負うことがないように注意して下さい。

神秘的な卵。
タランドスは羽化してから成熟まで半年程度の期間を要します。十分に成熟して交尾をしたら産卵です。タランドスの産卵になくてはならないのがカワラ材とカワラの菌床です。タランドスは基本的に材産みでマットに産卵することはありません。やや固めのカワラ材やカワラの菌床を産卵セットに入れてあげる必要があります。メスが産む緑色の卵は神秘的です。

爆産は難しい?
タランドスがブリードが難しいとされる要因は爆産が難しいところです。特にワイルド個体はなかなか数を生まないことが多いです。産卵数を上げるにはまず、カワラ材、カワラ菌床などの産卵床を多めに用意してあげてメスに気に入ったものを選ばさせること。カワラ材やカワラ菌床にあらかじめ穴を開けてメスが潜りやすくしてあげること。最後にカワラ材やカワラ菌床をまめに交換することです。産卵が始まったメスは材に潜って産卵しますが、そのまま出てこないでただ潜っているだけの状態になることがあります。そこで材をまめに交換してあげて継続的に産卵をさせてあげるのがポイントになります。

最後までカワラ。
産卵した卵が孵化し幼虫が得られたら、カワラの菌糸ビンに投入します。カワラの菌糸ビンは菌の勢いが強く扱いがやや難しいところがあります。特に幼虫投入時に削った表面の皮膜が、すぐに再生して菌糸ビン内部が酸欠に陥りやすいところがネックになります。酸欠にならないようにふたを少し開けたり、菌糸ビンの菌床部分に穴を開けてあげてください。カワラの菌糸ビンは劣化も早いので交換も重要です。

狙え大型個体。
ブリードで90mmを出すのはまだまだ難しく、80mm台にのせられれば十分大型といえるでしょう。ワイルド個体の90mmオーバーとなると非常に価値の高い物になります。ポイントは低温飼育と早めのビン交換です。タランドスの幼虫は非常に大食漢です。3令以降は大きめのビンで飼育し、蛹化するまえには温度を上げて縮みを減らしてあげてください。




夏休みにカブクワを採りにいけなかったときは、チャームのページに来て見てください。お父さんにかっこいいカブクワをお願いをしましょう!

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