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実は結構格好悪い...

こんちわッす!生体担当の佐藤です。

今日は学名について少しお話します。チャームの生体や水草のデータにも学名の記述があるのはご存知だと思います。学名と聞くと、よく判らない英語みたいものといった感じで、ちょっと難しそうというイメージの方もいるかもしれません。実際はそんな難しいものではありません。ただ、正確な同定となるとやはり学者や研究機関によるタイプ標本との比較が必要になってきます。観賞魚においては世界統一の呼び名と考えてもらえれば良いと思います。学名をインターネットや書籍で検索すればいろいろな情報を得ることができます。チャームの学名の表記は利用する方が検索時に使い易いように用意してありますので、うまく使ってください。ただ、当店でも極力努力はしていますが、正確な同定というのはやはり難しいので誤表記があるかもしれません。その辺はご勘弁ください。

まず学名というのはその種が新種で、他の種とは違うというのを記載論文にて発表したもので、そのときその種の標本を必ず指定しなければなりません。これが“タイプ標本”、“模式標本”と呼ばれるものです。この標本を元にさまざまな生物の種の同定が行われています。もちろん同じ種同士が別の学名になっていたり(シノニムと呼ばれる)、別種が同じ学名(ホモニム)をつけられていたりします。この学名はラテン語でつけられています。

Poecilia reticulata var.


“Poecilia reticulata var.”これはグッピーの学名です。

Poecilia=属名(この場合はポエキリア属)
reticulata=小種名
var.=変種(改良品種であることを示し、variantの略)

つまりこれはポエキリア属のレティキュラータという種の変種であることを表します。
属名より上位の科名などは頭文字が大文字、小種名から亜種などの下位のものは小文字を使います。

またvar.のようなものはいくつか知られています。
sp.=speciesの略。「○○の一種」。
ssp.=subspeciesの略。亜種。subsp.とも表記 。
cf.=conferの略。比較、参照。
f.=formaの略。 個体群の内の特定の個体群が持つ些細な変異に使う。

etc...

このようにきちんと分類するためにさまざまなルールが決まっていますが、慣れてしまえばなんとなく判ってくると思います。
学名の中でも特に目を向けてもらいたいのが小種名です。これはそれぞれの種類を示している部分で、発見地、発見者、その種の外見から名前が決められていることが多いです。

コリドラス・オイヤポクエンシス
Corydoras oiapoquensis
このコリドラスはオイヤポク川が生息地ということです。他にもコリドラスはグァポレ川原産のグァポレ、ナポ川原産のナポエンシス、メタ川原産のメタエなどが発見地や採集地が名前につけられています。

ブリタニクティス・アクセルロディ
Brittanichthys axelrodi
これはアクセルロッド博士によって発見、命名されたものです。アクセルロッド博士、ワイツマニーのワイツマン博士、スタインダックネリーのステインダックナー博士はたびたび熱帯魚の学名に登場します。日本人ではミクロラスボラ・ブルーネオン、アンジェリカス・ボーシャの久保田氏の名前が“kubotai”として、コーヒービーン・テトラでは高瀬氏の名前が“takasei”として登場します。

ネオレビアス・トリリネアータス
Neolebias trilineatus
やはり一番多いのは外見の特徴を示すもので、この場合、tri=3、line=線ということで3本の線を持つという意味です。英語のLine(ライン)=線、はラテン語ではリネと読むわけです。ラテン語ではuni=1、bi=2、tri=3、という風になっています。他にもmacula=斑点模様、ocella=目玉模様、taenia=縞模様など、体の模様を示すものがたくさんあります。

難しいと感じる学名もこうやってみるとなんとなく簡単に見えてくると思います。学名の良いところは世界共通の名前なので、熱帯魚のような外国産の魚が判りやすくなることだと思います。もちろん学者ではないので細かい分類まではできませんが、検索などでは非常に有効だと思いますのでチャームのデータを使ってみてください。またプレコのLナンバー、コリドラスのCナンバーもわかる範囲でデータに載せてあります。これらのナンバーはドイツの出版社によってつけられたもので、インボイスや成魚と幼魚の差によって複数つけられた名前を判りやすく整理したものです。もちろん正確な同定ではなく、観賞魚業界の中での区別ですが、海外のシッパーや輸入元でもこのナンバーを使って種を区別しています。Cナンバーについてはあまり知られていないため使い道も少ないのですが、参考までに載せてみました。観賞魚の世界にはまだまだ学名の付いていない未記載種も多く、複数のインボイスを持つもの少なくありません。チャームのデータでは、きちんとその種が判るようにページに載せていくよう努力していきます。たまにはデータをじっくり見てみてください。学名だと、日本語で感じる印象とはちょっと違ったりもします。結構格好悪い名前のやつもいますよ。

コメント

はじめまして!

はじめまして!
チャームさんの本店サイトからきました!
チャームさんではコリドラス・ピグミーやミナミヌマエビなどを
買ったことがあります!発送なども早く生体も元気です!

グッピーにそんな学名があることを知りませんでした。
他の魚にもいろいろ学名があっておもしろいですね!

ちょっとお聞きしたいのですが、僕は今コリドラス・ハステータスが
欲しいのですがチャームさんで入荷してもすぐ欠品になっていて、
もしよかったら入荷や欠品解除の更新を何時ごろするか教えてもらえ
ませんか?お願いします!

  • 2007/03/02(金) 15:49:29 |
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