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アジア生まれのアジア育ち。

こんちわッす!生体担当の佐藤です。

今日は東南アジアブリードについて紹介したいと思います。東南アジアといっても様々で、シンガポール、香港、マレーシア、インドネシア、スリランカと多くの地域で熱帯魚のブリードが行なわれています。これらの地域は気候が熱帯魚に適し、稚魚の初期飼料のインフリゾリア等の微生物が豊富、地価が安いため大きな繁殖池を用意できる等、養殖を行なうのにぴったりというわけです。また、最近のアジアの経済成長により、東南アジア全体で熱帯魚人気の高くなっています。そのため養殖だけでなく、飼育技術、飼育機材においても無視できないものとなっています。もちろんチャームのサイトにも多くのアジアの方が訪れてくれています。
東南アジアで養殖されているものとしてはネオンテトラ、グッピー、プラティなどの一般種から最近ではアピストや卵目、アロワナ等もあります。繁殖が難しいものでも大量に養殖できる技術はすばらしく、年々形質や美しさも向上し、生産性も以前に比べ良くなりました。もちろん奇形や病気というデメリットを全て克服したわけではなく、ワイルドに比べ色彩的に劣る部分もあります。しかし、熱帯魚飼育の上でこの東南アジアブリードの果たす役割は非常に大きいです。採取魚は全て地球の生み出す資源です。そのため限りがあり、近年の開発により貴重になっていく種も少なくありません。ワイルドの美しさも捨てがたいですが、東南アジアブリードの魚にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

東南アジアからチャームへやってきた魚達。
ネオン・テトラ
Paracheirodon innesi
熱帯魚といえばネオンです。日本に初輸入された時は●●万円はしたと言われますが現在では養殖により最も安価な入門魚となりました。本来アマゾン川上流のペルーに生息し、当然ながらワイルドのものもたまに見られます。しかしワイルドのネオンは同じワイルドのカージナルより高くなります...。水槽内での繁殖は非常に難しく、稚魚が小さくエサに困ります。ここが東南アジアの技術力といえるでしょう。

コリドラス・カウディマキュラータス
Corydoras caudimaculatus
もちろんコリドラスのブリードもされています。赤白青コリはもちろん、ジュリー、ベネズエラオレンジ、ステルバイ、シミリス、パンダなどの人気種は沢山作られています。ブッシープレコやサッカープレコなどのプレコのブリードもされています。ナマズの仲間などの長命な種は成長が遅くブリードにも時間を要しますが、東南アジアにはこんな種も大量にブリードできる環境があります。

クラウン・キリー
Pseudepiplatys annulatus
ランプアイや卵目のメダカの仲間もブリードされています。特にアフリカ産の魚は流通が安定していないため、ブリードが大変重要になってきます。ランプアイやクラウンキリーなどはブリードのものの品質が安定しているといえますが、比較的弱い部分はワイルドと変わりません。またノソブランキウスなどの卵目は色彩が弱く、安価でも品質がドイツや日本に比べまだまだ甘いのが現状です。この辺はダンダンと改善してくれば、高価な卵目が一般種になる日が来るかもしれません。

ゴールデンゼブラ・シクリッド
Pseudotoropheus lombardoi
アフリカンシクリッドも多くの種が東南アジアでブリードされています。シクリッドはブリードが比較的容易な種が多く、ブリード物が一般化している種や、クロスブリードによって作られた品種も多いです。フラワーホーンなども東南アジアでは非常に人気の種です。

ポポンデッタ・フルカタ
Pseudomugil furcatus
オーストラリアやニューギニア原産のレインボーの仲間はほとんどがブリードといっても良いでしょう。というのもオーストラリアなどは生物の持ち出しを禁止しているといった背景があります。そのためまだまだ入荷していない種も多く、気にところではあります。鑑賞魚の世界でも自然保護に対する意識を持たなければならないことを感じさせてくれます。

チェリーレッドシュリンプ
Caridina sp.
もちろんエビのブリードも盛んです。ただチェリーはブリードものは色彩が弱いためチャームでは取り扱っていません。ビーシュリンプも大量に作られ、アジア全体で人気の種となっています。ビーに関してはグレードのつかない、バンドの薄いものが多いですが、良い親が導入され、徐々に品質が向上しているようです。


誰もが東南アジアブリードの魚を一度は飼ったことがあると思います。東南アジアはワイルドにこだわる人も今後注目してもらいたい地域です。特にシンガポールは東南アジアの経済の拠点として、熱帯魚、水草のファームなども多数存在します。更にワイルドでもミャンマー産の魚や一部の東南アジアのコイ、ローチは原産地からシンガポールを経由して日本へやってくるものが沢山あります。今、鑑賞魚の世界でも特に熱い地域といえるでしょう。

そしてそんな熱い東南アジアから新着の魚が結構きています。こちらはワイルドです。先日2種ほどアップしましたが、インドネシアのゴビーの仲間が新着で届いています。ちょっと先の話かもしれませんがアップをお楽しみに!

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