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“れん”と読みます!

どーも、こんちわッす!生体担当の佐藤です。
本日はちょっと大自然の不思議を紹介します。収斂現象というものをご存知でしょうか?収斂進化と呼んだほうが正確なようですが、これは類縁関係の遠い種同士で似たような進化をし、似通った見た目や機能をもつことです。ちょっと分かりやすく説明すると、イルカや鯨のヒレと魚のヒレも骨格は違えど機能は同じです。また、体色もイルカやサメ、ペンギンなどで、腹部が白、背部が青~黒といった同じ配色をしています。これは水中生活における保護色として同じ機能を持っているということです。
この収斂進化は生活環境や、その環境下での生物相が似ている場合に起こるといわれています。分かりやすく言うと似たような生活をしていると、見た目も似てくるといった具合でしょうか。

では熱帯魚でも同じような現象が見られるのでちょっと紹介します。







左: マーブル・ハチェット
右: ケラ・ダディブルジョリィ

ケラ・ダディブルジョリィではちょっと分かりづらいかもしれませんが、ハチェットバルブの仲間の多くは南米のハチェットのように発達した胸ビレと大きく張り出した胸部を持っています。どちらも水面付近を生息環境として、水面に落ちたエサを食べ、危険なときは水面をジャンプして逃げるといった似た生態を持っています。南米に棲息するカラシンと、東南アジアで生活するコイの仲間で見られる収斂現象の一つです。







左: オトシンネグロ
右: ボルネオ・プレコ

強い流れに適応するために、石などに吸い付くことができる口を持っています。ボルネオ・プレコなどは吸いつきドジョウとも呼ばれるコイの仲間です。実際は口だけではなく胸ビレ、尻ビレ、腹部を使って吸い付いています。どちらも石などについた付着藻を主食としています。








左: コリドラス・ステルバイ
右: クラウン・ローチ

人気の低層魚達ですが、砂の中を探るための口をどちらも持っています。また本数は異なりますがヒゲを使ってエサを探す仕草も特長的です。ローチの仲間はエラブタ付近に棘を持ち、コリドラスも各ヒレの棘条は棘になっています。どちらもうっかり素手でつかむと痛い思いをします。

良く探すとこんな収斂現象が見られます。東南アジアや南米アマゾンには非常に多くの生物が生息しています。似た容姿、機能なんていうのは魚に限らず良くあることのようです。豊かな自然が多種多様な進化を生み出す一方、特定の環境下では同じような形質が適応できるというのは何とも不思議な話です。
東南アジアのコイの仲間は、超大型魚から小型魚、低層魚から吸いつき系まで非常にバラエティ豊かです。収斂現象とは呼べませんが、ラミーノーズテトラとレッドフィンレッドノーズはどちらも顔が赤く染まり、ブラックファントムテトラとドレイプトフィンバルブは背ビレが伸長する点で良く似た容姿を持っています。こんなのも探してみると面白いと思いますよ!

今年ももうちょっとで終わりです。ウィルヘルムも一部リリースを開始しました。来年も様々な魚をHP、ブログでお見せできるようにがんばるので!

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